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テングサ産地視察
テングサ産地視察 令和6年(2024)
01 2024/07/20 テングサ産地視察(愛媛県・日振島)
02 2025/06/03 テングサ産地視察(東京都・伊豆大島) 
03 2025/06/04 伊豆大島視察・三原山編 

01 2024/07/20 テングサ産地視察(愛媛県・日振島)

7時00分
日振島・明海(あこ)を出港。
漁協のフネが波を切って進んでいく。
梅雨明けの青空が気持ち良い。
まずは御五神島(おいつかみじま)へ向かった。 

御五神島は半世紀前迄、人が住んでいたらしい。
鳥居が建っており、なにやら荘厳な雰囲気。
波は強く、急峻な岩場が海に落ち込んでいた。
海は深く碧い。
質の良いテングサが成長できそうだった。
岩礁を眺めていると
すぐ隣の岩からミサゴが飛び立っていった。

ここは
少し前までは日振島で最も採取されていたらしい。
しかし、ここ2年〜3年は海流が変化して
あまり生えなくなった。
黒潮大蛇行の影響だろうか。
潜るとどうなのかと訪ねると、シュモクザメがいるとのこと。

他の産地へとフネを走らせる。
波を切り、潮風が気持ち良い。
対岸に目を向けると
切れ落ちた岩壁と岩礁帯。
洞窟もちらほらと見えた(海蝕洞らしい)。
西伊豆のような複雑で波の強い環境だ。
これらがテングサの品質を向上させるのであろう。

8時30分
日振島・明海(あこ)に帰港。
軽トラックの荷台に乗って各倉庫へ。
道路は山の急斜面を横切るように走っている。
木陰は割合涼しく、そこから眺める海は綺麗だった。
ゆったりした雰囲気が気持ち良かった。
海には大きな囲いがあった。
マグロを養殖しているらしい。



生産者の倉庫に着くと
テングサが良く乾くよう、薄く一面に広げてられていた。
炎天下の中、とても大変な作業。
頭が下がる思いだ。
倉庫には油圧でテングサを圧縮する機械が導入されており、
皆、興味津々で説明を聞いていた。
 
海の状況は変化しているとのこと。
南方系の海藻や魚が見られ、
岩礁にもイソギンチャクやサンゴが生えていている。
冬場でも海水温が下がらず、テングサの胞子が付着しないようだ。
成長速度も限られているのだが、
それでも磯の掃除等をして増産するよう努力されていた。

11時。
日振島を出港。
今回、生産者の方々と交流することができ、
僅かであるが現地の状況を見させて頂いた。
日焼けした笑顔も気持ち良く、
来て良かったなと思った。
来なければ価格と数量のみの繋がりのままであった。
価値のある視察だった。

宇和島港に近づくにつれ、
海岸の地形や海の色は少しずつ変わっていき
今度は内湾系の柔らかい地形と色となっていった。

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日振島:断崖、海蝕洞、岩礁群が多く、磯釣りのメッカでもある。
    松山→100分(高速道路)→宇和島→50分(フェリー)→日振島
    6:00宇和島港(高速船)
7:00日振島着(明海(あこ));漁場視察/意見交換会
11:00日振島発(明海(あこ))
12:00宇和島港
漁期:4月1日〜8月31日(今年は5月1日〜7月中旬で既に終了;ヨリ草は採取可能)。
出港:4月〜6月は6時。7月は5時より。
生産者:17名(30代〜70代;中心は50代〜60代)
テングサ以外にはサザエ・アワビを採取しているが、
近年はテングサ価格が高く、こちらを主体としている。  
若い人も戻ってくれば、島も活性化すると期待していた。

(報告/社長 森田尚宏)
 

宇和島城(めちゃくちゃ暑かった)
 

6:00宇和島港からの出発(朝焼けが綺麗だった)
 

日振島(明海港;港は穏やか)
 

日振島・漁協(まずは挨拶)
 

日振島(明海港)からの漁船2台で視察
 

日振島の海(1;海岸が霞んで見えた)
 

日振島の海(2;朝が早い。太陽が水面を照らす)
 

日振島の海(3;徐々に海の感じが変わる)
 

日振島の海(4;少しづつ波が強くなる)
 

日振島の海(5;海の色も碧くなってくる)
 

日振島の海(6;岩礁帯が多い地形)
 

日振島の海(7;急峻な岩壁が海に落ち込む)
 

日振島の海(8;漁船で後にする)
 

日振島の海(9;急峻な岸壁が多い)
 

日振島の海(10;漁船の波が太陽に光る)
 

日振島の海(11;やはり岩礁帯が多い)
 

油圧式のテングサ圧縮機(業者の食いつきが凄かった)
 

テングサの天日干し(炎天下での作業には頭が下がる)
 

日振島・概念図
 

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