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社長海だより 平成16年(2004)
01 2004/09/12 富貴、北川の釣り
02 2004/09/23 愛知県半田市、阿久比川
03 2004/09/26 南知多、ボート釣り
04 2004/10/11 名古屋港海釣り公園
05 2004/10/31 阿久比川でのセイゴ釣り
06 2004/11/21 師崎のテトラ釣り

01 2004/09/12 富貴、北川の釣り

 久しぶりに海へ行ってみる。仕事では各地の海を見ているが今日は釣りの状況を見に一番近くの富貴の海へ足を向けた。
 ここは自宅から1km弱である。知多湾、衣浦港の一角で富貴ヨットハーバーがあり、クルーザーが多く繋留されている。
 今日の汐は大潮で満潮は17時すぎ、風は東がやや吹いている。18時ごろ下げに入っている時刻、北川という川幅10mほどのところで親子が釣っている。しばらくみていると5歳くらいの子も結構釣っている。
 最初は川の反対側でみていたが、頻繁にサオを曲げているので近くへ寄ってみる。サオを曲げていたのは、手のひら大より一まわりほど小さめのチンタ(黒鯛の子)で4枚ほど、ほかに型のよいハゼが1匹、新子のセイゴが5〜6匹、1時間半ぐらいで釣れているということであった。
 6時すぎに日の入りであるが、地合がいいと釣れるという見本であった。

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02 2004/09/23 愛知県半田市、阿久比川

 毎年はぜ釣りをする阿久比川にきた。今年は例年になくいつまでも暑く、今日も日中、真夏並の気温であった。
 午後3時20分ごろが満潮、それから下げにはいるの見計らって、試しに竿をだす。いつもは左岸でやるのだが、陽があたって暑いので反対側で構えた。
 写真は阿久比川にかかる山方橋から上流、右岸堤防を望む。
 最初は流れのなかでやってみたが、一向に釣れる気配がない。いろいろ動いて、最後は堤防の張り出しの岸寄りでやってみる。すこし水が濁っていて浮きの流れもゆっくり、雰囲気はいいようである。
 竿は2間、3.6mののべ竿、錘は大、はぜ針の赤はり7号ハリス1号約30cm、はぜ狙いにはしてはハリス長さが長めだがそのまま試す。えさは、青いそめの小をさらに半分くらいに切り、針にそって刺す。
 今日のいままでのところでは餌付く様子も無く、ここでもはぜ狙いとはいうものの、それ以外でもなんでもという感じである。
 浮きが時々大きく浮き上がったり、もぐったりする。利いてみると「ゼンメ、(ヒイラギ)」の小さいのがすれ掛りしている。隣の人もやはり「ゼンメ」のやり。そのうち、セイゴの新子がかかる。シマイサキ、これも新子。ゼンメが浮きを引っ張って遊んでいる。
 そんなこんなで汐もそこそこ引き始めているところ、大きく浮きが消しこむ。それをしっかり確認して、竿を少したてて利く、竿がしなう、浮きが沈む、ハリスは細い。
 引くはず。
 丁寧に竿を立て取り込みはじめると、手のひら台18cmのシマアジであった。
 1時間30分程度であったがいろいろなものがかかり、まず今日のところは終了とする。これから楽しみな時期がやってくる。そんな気にさせる日であった。

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03 2004/09/26 南知多、ボート釣り

 朝から陽が射したり雨がパラパラとやってきたりで、はっきりしない天気である。風はほとんどない。
 しばらくぶりで南知多町の大井のボートに電話すると、お客さんは来てないが波も無く海の状態はいいとのこと、さっそく出向くことにする。対象を聞けば昼ならキスということなので、石ごかいを1杯500円分用意した。
 浜につけばまだ1時30分、今日の満潮は5時10分なので上げまでには時間が充分ありすぎるくらいである。
 日差しはけっこう強く真夏並みである。ボートに道具を積み、救命具を着込んで沖合200〜300mほどのところまで漕ぎだしてさっそく竿をいれる。
 ペットボトルのお茶を飲みながら「あたり」を待つ。他にボートが2艘、やはり所在なそうに竿を出している。何回も竿を入れなおすものの、いっこう「あたり」が出ない。
 アンカーは、ブロック石をロープにくくりつけた簡単のものである。それをバウ(舳先)から手繰りあげて、思うところまでオールで漕ぐ。そうして試すもあたりなかなか来ない。そんなことを3〜4回繰り返し移動する。
 そうするなかでメゴチが釣れ始めのたで、ここへ腰をすえることを決める。しかし、いいことは長く続かないものである。風が出てきて、波が立ってきた。岸をみればボート屋の亭主が海の様子を心配そうな雰囲気でみている。旗はバタバタとなびき始めている。
 ブロックアンカーを引き上げ岸に戻る。3時40分ごろで汐まわりからすればこれからだが、仕方なしである。結果は15cmほどのメゴチが2匹、他に1匹小さいのは海へ戻す。
 ボート屋がいうことには、やはり午後は風が出やすいからむつかしいわね、朝方がいいとのことであるが、時間を尋ねれば6時ごろとの返事。今年は水温が高いので食いはまだまだ、ハゼもあまりわいていないとのことである。
 帰り路、えさが残っていたので美浜町の川でハゼをやってはみたがピクリともしなかった。

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04 2004/10/11 名古屋港海釣り公園

 一昨日9日(土)に台風22号が西伊豆に上陸。今年は台風の当たり年である。
 釣の方では、陸からのハゼは既に終了近しで、今年はほとんど姿を見ずに終わりそうである。
 数日前の新聞に、名古屋港海釣り公園がにぎわっているとの記事があったので、今日はそちらに初めてではあるが出かけることにする。
 久しぶりに上天気である。知多火力のところに知多提が伊勢湾に約1330m伸びていて、名古屋港を形作っている。この知多提を名古屋港海釣り公園としている。
 駐車場、売店なども完備、駐車料金500円を払って入場する。さすがににぎわっている。内側のほうも外側も、とくに内側は家族づれがびっしり入って椅子や敷物を出してにぎやかしている。駐車場から堤防距離が長いのでクーラーなど運ぶキャリヤーは必需品である。
 思い思いの仕掛けでやっているので、ときどきのぞいて様子をみる。堤防の半程までは、家族連れがワイワイとこませ仕掛けでコノシロ(サッパ)、ゼンメ(ヒイラギ)。ときどき20cmほどのセイゴが混じっている。
 外側(南側)はと見るとこちらは本格派で、クロダイねらいである。見ているうちにサオを曲げはじめ、タモを用意している。案の定クロダイをしとめる。そんな様子を見ながら真中より先にすすめたところで構えることにする。
 満潮は午後4時50分頃で、堤防の繋ぎ目から海水がボッボッとあがってきている。こませ仕掛けは用意していなかったので、リール竿をだしてセイゴねらいで置き竿にする。一方、穂先の柔らかいノベ竿を持ってきていたので、クロダイは無理としてもメバルでもと考えて、イシゴカイのえさで始める。
 竿先がぴくぴくと小さく動くが、なかなかハリ掛かりしない。慎重にタイミングをとりのせるとゼンメ!これではお手上げである。
 リール竿で堤防の際をやっていくとグンとくる。これはまぐれ当たりだな、と思って竿をたてるとウミタナゴ21cmであった。釣れたのはこれのみ、5時をまわって次第によくなってくる雰囲気ではあるが、今日は試し釣りであるのでこれで終了とした。

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05 2004/10/31 阿久比川でのセイゴ釣り

 今年の秋は雨が多い。夏は酷暑で、釣り状況としてはあまり良くない年である。それでも今日は雨間ができたので出かけてみた。
 武豊港、武豊緑地施設の釣り場、亀崎港の岸壁といろいろ回ってみたものの、やはり慣れた阿久比川になった。
 阿久比川の山方橋の歩道橋の半ば手前にする。丁度、川の真ん中よりやや南側といったところである。
 満潮は午後6時30分頃である。竿を出し始めが4時半すぎだから、頃合いとしてはGoodである。すぐ暗くなってくるが橋の街路灯?があるので穂先は見える。
 西の空の明るさがほのかに残る程度、秋の夕暮れはほんとうにつるべ落としである。川の流れが上からあり、汐の満ちが下からありであるが、当面は川の流れが勝っている。
 えさは青いそめの1匹掛け約8cmと大きい、錘は3号、ハリス2号セイゴ針11号、リール竿使用である。
 入れて底へついたのを確認して少し巻いて底から20cmくらいで棚をとる。と、とたんにグイグイとくる。が、それよりグーイとは大きくいかない。あげてみるとえさは無し、とられている。
 そうか、あれであわせることにしなきゃと再度挑戦。やはり、入れるやいなやグイグイ。ほれ、きた!とばかりに竿をクッとあげてみる。針かがりしたのを確認して、リールを巻く。かわいいセイゴがついている。新子である。それでもつれればOK。
 それから入れる、グイグイ。えさをつけ、いれる、グイグイ。
 あたりはもう真っ暗、街路灯頼り、橋の上でやっているから後ろは車がひっきりなし通っていく。
 いれる、グイグイ。いれる、グイグイ。えさはついに空っけ。これにて終了、時間はとみると6時がすこし前であった。
 暗くなった橋をデジカメにおさめて終了。20cm弱が1匹、後は15cmほどが16匹であった。

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06 2004/11/21 師崎のテトラ釣り

 よく一緒に釣りをする名古屋の家族と21日に釣りをということになり、さて、どこへ何を狙おうかと考えていたが、まずは釣りはずれがないアイナメ、メバル、場合によっては投げでカレイをと欲張って知多半島の先端、新師崎に決めた。
 11月の21日、今日は珍しく小春日和の上天気である。昼食を済ませ、新師崎の堤防下のテトラポット地帯に足をすすめる。
 メンバーは私たち夫婦、名古屋の家族、男性2人、女性3人のまずはさっそうとしたいでたちの大人5人である。
 当日は満潮が14時30分ごろの小潮で、釣り場に着いたころは上げ7分のところである。足場はテトラが重なっていて、慣れれば風よけもあってまあ快適?な釣り場である。
 長さ2間ののべ竿にぶらくり仕掛けの針2号、それにイシゴカイをつける。テトラポットの波が寄せるところのすき間へ落とし込むという釣り方である。
 すぐ沖の100mほどのところを、日間賀島や篠島へ往く連絡船や隣の大井漁港を出入りする漁船、その沖は衣浦港や豊橋港からの大型船とはげしくいきかっている。船が通り過ぎるそのたびに波がテトラに打ち寄せて、時にはしぶきがバシャッとかかってくる。
 仕掛けをテトラのすき間にと思っていても波に揺られ、思ったとおりには落ちこまないが、それでもなんとか入れ込んでいく。穂先の様子を見ながら、2間分の道糸を50cmほど穂先で残すところまで落としてあたりを待つ。
 なにかいれば即、ごつごつとくる。落とし込んでいく途中にも食いついてくる。が、いなければそこは即撤退、次の穴へ落とし込んでいく。えさ箱を片手にこまめに動いてあたりをとるようにする。
 そんな雰囲気ではじめると「きた、きた、ごつごつとくる。」あわてずにごつごつとゆっくり食わせてグウーと締め始めたところを見計らって竿先をあげる。
 このタイミングが遅れるとえさをくわえて穴へもぐられてしまうので、ころあいをみるのがポイントになる。
 幸先よく23cm位のほどよく肥えたアイナメがかかって上がってきた。その後もスポットを替えながらやっていく。
 つれあいに竿を持たしておくと、動かずに一ヶ所でやり始める。そのうちに「かかった、かかった」の声、結構竿をしないながらモノが上がってくる。みればギンポ。
 わいわい言いながら、名古屋の家族の方は投げ竿で「ふぐ」ばっかりが釣れて、「こりゃ、どうしたんだろうね?」
 そんなこんなで4時ごろになって少し寒くなってくる、で納竿した。
 結局23cmの他に12cmくらいのアイナメが1匹、メバルが2匹、18cmほどのギンポが1匹。名古屋の家族はふぐ8匹、ベラ1匹、メバルらしきかわいい魚1匹であった。
 これからの時期、この釣りはおもしろくなってくる。

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